こんにちは。クラシバの鮫島です。
私はWeb制作系のフリーランスなので、「オフィス=自宅の部屋」という感じなのですが、長いこと同じ部屋で仕事をしているとやっぱりレイアウトに飽きてきたり、インテリアにこだわってみたりしたくなるんですよね。
例えば壁に大きな絵を飾ったり、ディスプレイ用の棚を作ったり・・。でも残念ながら我が家は賃貸なので、穴はあけられないのです。
そこで目をつけたのが今回挑戦した「ウッドウォール」です
これであれば木が壁代わりとなって、穴を開け放題なのでインテリアの幅もグッと広がるはずです。
今回の記事ではウッドウォールの作成方法を中心に失敗談を含めてご紹介したいと思います。
目次
ウッドウォール制作に必要なもの
突っ張り用金具「リマルテ」
今回使用したのはカインズのオリジナル商品「リマルテ」という突っ張り用金具です。この金具は以前の記事【誰でもDIY】ウォリストをつかってウォールラックを作ってみたで紹介した「ウォリスト」などもあるのですが、お値段が少し貼るので今回はお安めの「リマルテ」をチョイスしました。
参考 Kumimoku リマルテカインズ柱用木材(2×4木材)
写真を撮り忘れたので既に立ててある状態ではありますが、2×4(ツーバイフォー 長辺1820mm)の木材を2本購入しました。
2×4木材はホームセンターであれば絶対と言っていいほど売っている使い勝手の良い木材です。
木の高さとしては「天井までの高さ – リマルテ分の約90mm」という感じで天井より少し低めにカットします。
壁用木材(1×6木材)
こちらは1×6(ワンバイシックス 長辺1820mm)と言われる木材です。
木の厚さが2×4より半分薄く、横に1.5倍広い木材なので、壁用木材として最適かなと思い大量に購入しました。
鮫島 允
着色用ワックス「VINTAGE WAX」
これまで木材の着色では「ワトコオイル」というお気に入りのオイルを使用していたのですが、今回は新しい着色剤に挑戦しようってことでDIY好きには有名な「VINTAGE WAX」のウォルナット色を使用しました。
準備するものはこんな感じですね。あ、あとはもちろん木材を張り合わせる時にビスは必要です。
ウッドウォールの作り方
では早速ウッドウォールを作っていきましょう。
先述したとおり今回使用する木材はある程度表面がヤスリがけされている状態でツルツルしているので、ささくれている箇所や少しザラつきがある箇所を簡単に紙やすりでヤスリがけしていきます。
ヤスリがけが終わったら早速VINTAGE WAXで着色していきます。
この際、ウイスといわれるタオルなどで直接塗布すると効率よく全体に着色できます。
塗り終わったらこんな感じ。一度の塗布でかなりいい色になったので、今回は一度塗りで終了しました。(もう少し濃いほうがいい場合は、数時間乾かした後にもう一度塗布するといい色がでます)
ちなみに、いつも愛用しているワトコオイルと比較をしてみたのがこちら。
ワトコオイルもいい色だしてますが、今回はシックな雰囲気にしたかったのでVINTAGE WAXを採用。今回の作業で半分くらいWAXを使用しました。
鮫島 允
さぁ木材の準備が終わっていよいよ組み立てフェーズです。ワクワクが止まりません。
2×4の木材の片方(天井側)に突っ張り金具「リマルテ」を装着していきます。付属のビスで4箇所を締めて完了。超簡単です。
写真はありませんが、もう片方(地面側)には付属の滑り止めシートを貼り付けます。床も傷つかなくなるので必ず付けましょう。
柱を任意の幅に広げ、金具を突っ張らせて固定させていきます。
ここまできたら後はひたすら1×6の壁木材をビスで固定していくだけです。
ちなみに、私は天井部分に隙間を作りたくなかったので上から貼り付けていきましたが、こだわりがなければ下から貼り付けていくと楽だと思います。
そんなこんなであっと言うまに完成
いやぁ・・いい感じですね・・!やっぱり着色もVINTAGE WAXにして正解だった・・!
鮫島 允
今回ウッドウォールを作った目的の一つとして、以前から家にあった巨大な絵画を飾りたかったんです。(絵かきの妻が学生の頃の卒業制作)
あまりに大きくていつも何かの後ろに隠して置いていたりしてなんかもったいなかったんですよね・・
というわけで、早速ウッドウォールに絵画を飾りました!
圧倒的存在感・・・!
ようやくこの絵が生きた気がします。ありがとうウッドウォール。
絵画の存在感がすごすぎてウッドウォールの下の部分が少しさびしくなってしまったので、端材を使って棚をつくり、少しディスプレイしてみました。
実は大失敗してました。
実はこのウッドウォールはTAKE2の作品でして、TAKE1で大失敗していたのです。
失敗作がこちら
一見、失敗に見えないかもしれませんが、失敗だと思った点はこちら。
隙間を作ってみたけど、後ろの白壁がめっちゃ見えてなんかダサい
なんか隙間がある感じってカッコいいじゃないですか。カフェとかにありそうで。
でもあれって後ろが暗かったり、広い空間があるからカッコいいわけで、白壁だとこんなに変な感じになるんですね。。勉強になりました。
木目の感じがとても気持ち悪い
木材って結構高いんですけど、合板とかベニア板を重ねたものだとめっちゃ安かったりするんですね。
で、たかが壁だしあんまりお金かけたくないなぁと思っていたのでこんな感じの木材を最初選んで購入したんですよ。
1枚がけっこう大きいので2枚購入してたったの2,500円!これは安いなと。
でもオイルを塗ってみると木目が個性的すぎて想像していたものとぜんぜん違う・・!ってなっちゃいました。
鮫島 允
ウッドウォールの総額
- 突っ張り金具「リマルテ」 = ¥1,960(¥980×2個)
- 2×4材 長辺1820mm = ¥800(¥400×2個)
- 1×6木材 長辺1820mm = ¥6,175(¥475×13個)
- VINTAEG WAX = ¥2,000
合計:¥10,935
壁用木材(1×6)は別の木材でも代用できるので合板でいい人はもっと安くできますし、杉材なんかも安く売ってると思うのでこちらは参考までの価格となります。
まとめ
ウッドウォールを作ったことで後ろの白壁が部屋の雰囲気にあってないなぁと気になってきたので、ウッドウォールの雰囲気にあわせて賃貸OKな壁紙でも貼ろうかなぁと思います。
ウッドウォールはやってみれば簡単なので是非参考にしてみてくださいm(_ _)m